交換対象パーツの「CPU」と「メモリー」が決まり、3万円ちょっとの予算でパソコンが作れる、なんだ自作パソコンなんて簡単じゃないか・・・と思っていた私に、(当然のように)厳しい現実が待っていました。
週末に旦那と有楽町のビックカメラに行く約束をしていたんですが、仕事で新宿に行く機会があり、仕事が早く終わったのでちょっと行ってみた新宿のヨドバシカメラでの出来事である。
あまり広くはないもののパソコンパーツのコーナーがあったのでそこへ行ってみたら、意外にも普通のサラリーマンや学生っぽい人達もいて「パソコンの自作ってそんなにマニアックじゃないのかな」なんて思いました。
「やっぱりネットで買う方が安いわねー」なんて思いながら見て回っていると、若い女性は珍しいのか(それとも私が美人だから!?)男性店員が「聞いてください」オーラを出しながら後ろに付いてくる。まぁ明らかに私が素人オーラを漂わせていたからなんだけど!
しばらくすると店員さん「何かお探しですか?」と声をかけてきた。
「ええ、今使ってるパソコンのCPUとメモリを交換しようと思って。このCore 2 Duoにしようと思ってるんですわよ」と出来る女を装ってエレガントに答える。
そんな私に一瞬驚いた素振りを見せた店員さん(失礼な!)。「よろしければ今お使いのマザーボードとCPUを教えていただけますか?」と聞いてくる。
(もちろん旦那メモを見ながら)「エーサス(でいいのかしら)のP3B-Fで、Intel Celeronの1.1GHzです」と答える私。すると・・・
「P3B?P5Bではなくてですか?」と怪訝な表情。
「ええ、P3B-Fで間違いないです。やだやだ、ご存じないのかしら?」と返す私(もちろん後の方は言っていません)。
すると。
「かなり古いマザーボードですね。そのマザーボードに付けられるCPUはもううちには置いていませんね」
・・・はい?
「P3Bって4年くらい前に人気があったボードなんですけど、チップセットが変わってしまってそれ以降のCPUが付けられなくなってあとハードディスクも・・・(中略)・・・お客様の場合はマザーボードの交換も必要になるかと・・・」
だんなぁぁぁぁ!!!あんたの「ニヤリ」はこれかぁぁぁ!!!
と、エレガントの「エ」の字もなく、鬼女さながらに髪を振り乱しながら新宿駅に走るのでした。